買った方が得なのか借りた方が得なのか?を考える

コストはいくらでも不確定要素を操作可能。あくまで仮定の話です。

住宅を購入するか賃貸で借り続けるかを考える時に最も気になるのは、結局どちらの方が安く済むのかということ。
色々な媒体でそれぞれの総コストをシュミレーションした結果を公表しているが、いずれもほとんど意味をなさない。なぜなら、リフォーム金額や引っ越しの回数はあくまで仮に定めたもので、住む人の計画によっていくらでも変りうる要素だからだ。
下の通りの設定で計算することができるが、結局、仮定の話でしかない。

35年なら借りた方が安いことが多いが一生涯なら大差なし

35年でのトータルコストを比べると借りた方が安くなることは多い。だが、一生涯で比べると、買った方がローンを支払った後の負担額は減る。借り続けた場合は、基本的に額は一定だ。
結果的に、生涯トータルの金額はそれほど大きな違いではなく、トータルコストを最重要視するのは得策ではない。

住宅購入と賃貸のコスト比較

一般的な物件を50年間住むと仮定して計算してみた場合

マンションを買った場合、借りた場合の比較マンションを買った場合
マンションを借りた場合

総額はあくまで一例。設定次第でいくらでも操作可能!

【結論】総コストの比較は無意味!
月々の支払額が同程度なら分譲の方が基本スペックが高い!

賃貸は利回りをよくするため建設コストを抑える

マンション経営を行う上では、できるだけ安く建ててできるだけ高く貸すのが理想。賃貸物件は分譲物件に比べて建設コストを抑える分、設備面で見劣りすることが多い。収納やオートロックの有無など目で見てわかるものだけでなく、防音性などにも違いが出てくる。

駅から徒歩10分の物件の参考です

広島市西区 駅から徒歩10分の物件
家賃:7.5万円(管理費込み)

  分譲 賃貸
設備 床暖房なども
セキュリティ オートロック、防犯カメラ
収納 7~8%程度 全くないこともある
広さ LDKのリビングが広い/
キッチンが独立している
リビングが独立してない場合も
バスルーム 主流は1.4m×1.8m 主流は1.2m×1.6m
防音性能・耐震性能 安心 不安あるものも

マンションのお風呂だけを見ても差が存在する

分譲は賃貸よりひとまわり大きいサイズ

賃貸と分譲によるスペック差が顕著なのが浴室だ。ユニットバスの場合、メーカー統一規格が設けられているが、賃貸物件と分譲物件で、それぞれ基本のサイズがおおむね決まっている。賃貸物件の場合は1216程度が中心で、成人男性にはかなり手狭なサイズ。分譲物件の場合はそれよりもひとまわり大きい1418サイズ以上が基本。1618や1620サイズならば、手足をゆったりと伸ばして入浴できるサイズになり、日々の住みやすさに大きな違いが出てくる。

1216が賃貸の標準サイズでかなり手狭な印象。分譲になると1418以上が主流となっている。高級マンションなら1620以上などもある。

1216よりも上のサイズなら男性でも快適です。

家は日常の暮らしやすさをもっとも重視すべき

住宅選びの際一番気になるのは、やはりお金の問題。マイホームを得る時に頭に浮かぶ選択の一つが、家を買うのか、借りるのかという問題だ。実際は、購入を選んでも賃貸を選んでも、一生で払うトータル金額にはあまり差がないことが多い。つまり金銭面でどちらかに大きく軍配が上がるとはいえないのだ。

しかし、明らかに分譲のほうが優れている点がある。それは、賃貸での家賃額と月々のローン返済額が同程度の場合、賃貸よりも分譲の方が住宅基本スペックが良いという点だ。なぜなら、賃貸物件は建築費用などの支出に対し家賃収入の割合を高めるために、建築にかかるコストを極力抑えて建てるから。当然、コストをかけない分、設備面の充実度は分譲に劣ることになる。
賃貸の場合、将来高齢になると新たに同グレードの家を借りるのが難しい場合もあるといったデメリットもあるが、そのこと以上にこのスペック差は重視すべきポイントだ。
オプションで別料金が必要な事項も多い点は注意したいが、お風呂の広さなど、基本となるスペックは賃貸よりも高く、暮らしやすさの違いは一目瞭然。
住宅を選ぶ際は、将来の資産価値よりも、いかに快適に住めるのかを重視したい。

【備考】同じ額を払うなら買った方が満足度は高い

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